散らかっていませんか?
お金には、通り道があります。財布、通帳、冷蔵庫、手帳、借金、家、など。
じつは、お金は「ない」のではなく「散らかっている」だけなのです。
このお金の通り道を整えると、貯金が出来るようになったり、食費が大幅に減ったり、借金やローンが減らせたりするのです。
買い物をしたらレシートをもらう人は多いですが、レシートを財布に入れっぱなしだとあまりよくないのです。レシートは財布にとってはいらないもの。そして、その履歴は過去のものだからです。過去に使ったお金の歴史よりも、これから使う未来のお金を意識した方がお金は整います。また、お金にとって財布は家のようなもの。その家をキレイにしてあげないと、お金も居心地が悪くなり出ていってしまうのです。
そして通帳。通り道を意識するなら、なるべくなら1冊にまとめたほうがわかりやすい。
家が散らかっていると、お金も逃げてしまいます。
お金に不安のあった著者は、お金の通り道を整えたら不安が消えたことで、友人たちにこの事をシェアし、グループを作り友人同士で報告をしあいます。今日はお財布を開かなかった、ローンの相談に行ってきた、冷蔵庫の余った野菜を使いきったなど。一人でやるより、お互いに励ましあいながらやる方が結果が出やすいのでしょう。
著者は1976年神奈川県出身。マネーコンサルタントで二児の母。31歳の時、育児と仕事のストレスでメニエール病を発症。同時期にリーマンショックの影響で夫の会社も倒産し、子育て真っ最中の中お金のない恐怖を体験する。その体験からお金を整えると貯まる事に気づき、不安を乗り越え、その経験をもとにコンサルティング、起業支援、セミナー講師や講演、出版をしている。