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ビジネス書
2018/09/15 公開

仮説思考 BCG流 問題発見・解決の発想法

  • 著: 内田和成
  • 出版: 東洋経済新報社
仮説から始めれば
作業量は激減する!

仕事では時間や予算など限られた中で答えを見つけなければいけない。しかし情報を漏れなく調べつくし、答えを全て検証し結論を出すのでは時間が足りないという問題だけでなく、チャンスロスにもなりうるだろう。そこで限られた時間の中で最適な答えを見つけ出す方法として『仮説思考』という考えが有効になってくる。

仮説思考とは「物事を答えから考えること」。何かを始める際にまず仮の答えを決め、そこから必要な情報や手段を見つけていくという手法だ。もし調べていく途中で仮の答えが違ったらと思うかもしれないが、その時はやり直せば問題ない。調べていく途中で間違いに気づくことができれば、実は調べなくて良かった手間が省けたりと、一から調べていくよりも無駄が少なく済む。仮説思考の肝としてより少ない情報の中で答えを推測することを本書では挙げられている。経験と共にその推測の精度が上がっていけば、先に何もかもを調べてから考える時よりも早く完了できるのである。

この書籍は10年以上も前に書かれているが、風化しない価値があるとのではないだろうか。「仕事が忙しい」、「調べものをしたり、確認したりする手間が多く仕事が終わらない」という経験がある人には試す価値がある一冊となっている。

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