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ビジネス書
2020/05/21 公開

「かたづけ思考」こそ最強の問題解決

  • 著: 小松易
  • 出版: PHP研究所
リーダーには
片付け思考が
役に立つ!

かたづけには、「片づけ」「型づけ」「方づけ」の3つのかたづけがあります。
第一段階は、モノを減らしていくリセットの片付け。いるもの、いらないものに分け、散らかしたものを片づけます。いわばマイナスからゼロにするかたづけです。

第二段階は、仕組みを作る型づけ。動線や五感に訴えます。ここは、整理収納アドバイザーや、著者であるかたづけ士の得意とするところです。
例えば玄関の鍵をしまう時、動線上である靴箱の上に置く。またそこにお皿を置けば、置く時にシャランと音がするので聴覚に訴えかけます。
これは、その人の動作や行動、考え方に働きかけて片づく習慣をつくっています。

第三段階は、ワークスタイルを方向づける方づけ。かたづけを進めていくと、今まできづかなかったのか、その原因となる 「詰まり」と、その裏側にある「こだわり」にきづくことがあります。そうすると今大事なものは何か、どうしていきたいかという事に意識がいき、目指したい生き方やワークスタイル、新たな目標が見えてきます。
古いこだわりを手放し、生き方をかえていくかたづけです。

つねにこの3つのかたづけを螺旋階段のように進化していきます。

かたづけが苦手な人は、やりかたを知らないだけ。なぜならかたづけは、学校で習わないからなのです。
片づけ方を知れば、人を動かしていくのもたやすいのです。

著者は、北海道出身の日本初の片付け士。株式会社フジタを退社後2015年にかたづけと通して人生を変えるコンサルティング「スッキリ・ラボ」を開業。現在は、経営者や企業向けにかたづけコンサルティングやセミナーを開催。その活動は「ガイアの夜明け」などに取り上げられ、反響を呼んでいる。その他、多くの執筆活動も行っている。

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